今すぐ自賠責保険に入る方法

公道を走る原動機付自転車や250cc以下のバイク。
いわゆる原付は、免許が取得でき気軽に乗ることが可能で幅広い年齢層の足替わりとなっています。
しかし、ナンバープレートを見るとステッカーのないものを見かけることがあります。

自賠責保険に加入していない状態で公道を走ると、たとえ原付や250cc以下のバイクでも交通違反になってしまいます。

自賠責保険に未加入であることに気が付いた時にあなたがすべき対応をみていきましょう。

自賠責保険の重要性

自賠責保険とは 【自動車損害賠償責任保険】 を略した言葉です。

自賠責保険は、法令で加入が義務付けられています。
原付や250cc以下のバイクも自動車と同様、運転する際には加入しておかなければなりません。

自賠責保険に未加入の原付やバイクで事故を起こした場合、被害者の慰謝料や治療費の自己負担だけではありません。

罰則

● 50万以下の罰金または1年以下の懲役
● 運転免許の停止処分、6点の違反減点

すでに免許証に違反減点があれば免許取消になる可能性もあります。このような社会的制裁を受けることにもなります。

MEMO
自賠責保険は【被害者救済】の為に国が定めた保険です。

だからこそ、公道を走る為には原付やバイクにも必ず自賠責保険に加入しておく必要があることを知っておきましょう。

自賠責保険の未加入はどうして起こるのか

自動車や大型の四輪車には車検制度があります。

車検は、自賠責保険に加入していないと受けることができません。
しかし、車検のない原付や250cc以下のバイクには自賠責に加入するタイミングが限られたものとはなっていません。

自賠責保険未加入でよくあるのは以下の通りです。

● 友人から原付やバイクを譲り受けた
● しばらく保管していた原付やバイクを再度乗り始めた

手続きも簡単ですぐに乗ることができるので、うっかり自賠責保険をかけ忘れたというユーザーが多いのです。

自賠責保険に期限間近ですぐに入る方法は

それでは、原付やバイクの自賠責保険に加入するにはどのような手続きすればよいのでしょうか。

  • 自動車やバイクの販売業者
  • 自動車保険代理店
  • コンビニ
  • インターネット

加入方法はいくつかありますが、即時加入したいならインターネットでの契約手続きが一番早く加入できる方法です。
自賠責保険のサイトはいくつかありますが、強制保険なので保険料はどこも同額となっています。

店頭に出向くこともなく24時間加入できるので、もし深夜や休日に未加入であることに気が付いても、即時加入することが可能です。

自賠責保険加入に必要なもの

自賠責保険に加入する際、必要な書類や情報は以下のようなものになります。
(損保ジャパンのi自賠の場合)

原付の場合

● 標識交付証明書
● お申込人本人のクレジットカード
● 更新の場合は現在の自賠責保険証明書

250cc以下のバイクの場合

● 軽自動車届出済証
● お申込本人のクレジットカード
● 更新の場合は現在の自賠責保険証明書

これらが準備できたら次は情報です。

● 車台番号
● ナンバープレート番号
● 契約者住所・氏名
● 保険開始日時と期間

これらを保険会社のサイトに登録していき、申し込みをすれば保険加入完了。

証書や保険標章は約1週間で入力した住所に届きます。

自分で加入することができる反面、手続きは間違った情報を入力しないよう注意して証券が届いたら必ず確認をしてください。

余裕をもっての加入を意識しよう

車検もなく簡単に乗ることができる原付やバイク。

しかし、自賠責保険に未加入で事故を起こしてしまえば、取り返しのつかない事態が待ち受けています。原付やバイクに乗ることになった時はまず、自賠責保険に加入できているかチェックすることをおすすめします。

余裕をもって加入手続きを行うことがベストですが、未加入に気が付いたときは必ず即時加入して下さい。自賠責保険未加入で公道を走り、事故を起こして取り返しのつかない事態を引き起こさない。

これがドライバーの責任でもあるのです。

このホームページは、概要を説明したものです。詳しい内容については、「自賠責保険のしおり」をご覧ください。なお、ご不明な点につきましては取扱代理店または損保ジャパンまでお問い合わせください。